大原桂南漢詩碑

書道家大原桂南の漢詩碑である。本名専次郎、明治十三年生まれ、邑久町下笠加出身、岡山師範学校で書を学び、生涯を書道に尽くし、門下生は一万人を超える。大正十一年には、岡山県書道協会会長に就任。碑文の「与天親」とは老子の教えで、「天と親しみ、天道に親なく常に善人に与す」との意味である。山陽新聞の題字は、大原桂南が揮毫したもの。