馬場木陽句碑

明治三十四年邑久町本庄 木村簾郎として誕生。岡山工業高校に在学中、俳人高浜虚子に入門した。下山田の馬場家に養子となり、高文受験後、教職に従事した。校長を最後に自適の生涯に入り、全国を行脚した。俳歴六十年、帰省後も寺子屋において、多くの門下生を養成した。この碑は、昭和五十六年上寺山に建立された。

目の前を 浮世が
過ぎる 日向ぼこ

○今城小学校玄関

ふるさとへ
戻りし思ひ
銀河濃し

○地蔵院境内

露けさのまなじり
落とし観世音