竹田喜之助顕彰碑

大正十二年、呉服商岡本岩男の長男として邑久町尾張で生まれる。本名、岡本隆郎。東京帝国大学在学中、竹田扇之助の公演に魅せられ、一座に入座。あやつり人形のカラクリや使用材料に画期的な工夫を凝らし「喜之助人形」を完成した。多くの民話や童話を手掛け、東京都無形文化財に認定された。五十六才の若さで他界したが、邑久町名誉町民となり、現在も市民によって演じ続けられている。顕彰碑は、瀬戸内市中央公民館敷地内にある。