牛窓は、古来水鶏(くいな)の名所として知られ、特に、大浦は「水鶏の里」とも称せられた。源俊頼は、平安時代後期の歌人で、歌聖と呼ばれた。この人の名歌により牛窓の地名を一層高めたともいう。
俊頼は、「金葉和歌集」の撰に当たった人であり、その歌も革新的で表現や題材も多様な工夫をしており、後世に大きな影響を与えた。