竹久夢二は、邑久町本庄佐井田で誕生、明徳小学校、邑久高等小学校に学び、十六才まで地元にいたが、家庭の事情で、神戸中学校に入學、十八才の時、上京して早稲田実業に入学した。本名は茂次郎。この頃から、詩人画家として世に認められるようになり、独特な抒情的な画風で一世を風靡した。いわゆる、夢二式美人画を始め多くの絵やデザイン画を残している。現在、生家は、夢二生誕一三六年を記念し、昨年(2019年))3月19日「夢二生家記念館・少年山荘」として、リニューアルオープンされた。本庄コミュニティ広場に「宵待草」の歌碑がある。
待てど暮らせど来ぬ人を
宵待草のやるせなさ
今宵は月も出ぬそうな
昭和37年地元有志の皆さん方で建立したもので、友人の有本芳水が揮毫している。