業合大枝歌碑

大枝は、江戸時代後期の国学者で歌人。寛政三年八月二十五日北島の上寺で生まれた。十五歳の頃から社務に従事、国学にも熱心に取り組み、十九歳の時、藤井高尚に入門するなど国学と和歌に専念した。嘉永四年六十一歳で死去。豊原北島神社に歌碑が建立されたのは、没後百年の昭和二十六年である。

まよひきの むかつ島根も 霞むな也
常世をかけて 春や立ら舞